大雨、台風などのよる土砂崩れなどの大災害。人間の力ではどうすることもできないまま大切な自宅が流されてしまったり、最悪は命まで失ってしまう。こんな悲しい被害が昨年は、広島、熊本、岡山など日本の各地方で起こってしまいました。

もう、自分の住んでいるところは大丈夫だと言っていられません。命を守るためにどのような対応をすればいいの日頃から家族で話し合って考えておくことはたいせつですね。

今朝のあさイチでは、実際に体験されて方の話や危機管理専門家の話を交えてこの問題を取り上げいましたのでまとめています。

土砂流寸前で娘夫婦のおかげで非難し家族全員が助かった例

広島:7月6日
午後2時32分、広島では避難勧告が発令。

同じ市内に住む娘夫婦はそれを聞いて両親の住んでいるいるところが、2014年に土砂災害が起こった広島の安佐南区と近いので不安になった。

その時は、まさか実家が流され全壊するなんて事は思わなかったが、両親が安心すると思ったので両親に「うちに避難しに来たら?」と電話をかけたそうです。

その電話を受けて両親は「お父さんも、お母さんもあんたの家に行かんでも大丈夫。」といって電話を切ります。両親は、この時、自分の所は大丈夫だと思っていたそうです。

その後も雨は止まず・・・心配なので何度も両親に電話をして現状の様子を聞いたそうです。

そして、午後7時ごろ、お父さんは自宅の外を出て様子を見ます。すると道に石や木や根などと一緒に沢山の濁流が流れてくるのを見ます。もう車が出せる状態ではなく、高齢の2人が避難するのは難しい状況だったそうです。

その状況を電話で娘夫婦も知り、パニック状態になったそうです。

午後7時30分、急いで車で両親を迎えに行く。通常なら40分程度で辿りつくところが、車が渋滞!

午後7時43分、広島市は避難勧告をより重い避難指令を発令しました。

3時間かけて両親の自宅に辿りつきます。濁流の為、車を実家の手前で止めて、両親を救助します。

その5時間後、両親の住んでいる実家は土石流が直撃して流されてしまったそうです。

車が渋滞することは、めずらしいことではなくて、避難しようとする車と、助けに向かう車が出るので車の台数が増えて合流するので渋滞する事は良くある事だといいます。

土石流の前兆現象

水の量の変化

今回、両親を迎えに行った際に娘さん夫婦は2つの異変を感じていたそうです。一つ目が水の量の変化です。

午後7時の時の両親の電話では自宅前の流れる川は腰の高さまで水の量があったにのに、到着した時は、雨は降る続いているのに足のくるぶし位まで水の量が減っていたそうです。

実は、これは土石流の前兆現象の可能性があるそうです。山が崩れて上流の沢がせき止められて、一時的に、下流に流れる水の量が少なくなるのでそうです。やがてそれが決壊し一気に土石流となって家屋を襲ってしまいます。

ニオイの変化

すごい土の臭いがして、早くこの場所から逃げたいと思ったそうです。これは科学的にはまだ分っていませんが、これも土石流の前兆現象と考えれられるそうです。

危機管理の専門家のアドバイス

専門家の話によると、現在、日本では、避難準備・高齢者など避難開始→避難勧告→避難指示(緊急)→避難指示、このように段階で緊急な時に指示がでます。

今回の家族が行った救出のタイミングは避難勧告が発令した後に避難しているので、とても危険な奇跡的なタイミングと言えるそうです。

この時にご両親迎えに行くことは、もしかしたら、自分たちに命の危険もあるので、このタイミングで助けに行くのは避けた方が良いそうです。

避難する時は、なるべく早く避難準備・高齢者など避難開始の時に避難するようにしましょう。

しかし、ご両親は避難しなくても大丈夫と言ってなかなか避難しない両親も多いそうです。そんな時は、理屈で説得するのではなく、「どうか逃げてくれないと私たち不安んねむれない。」と、情で訴えかける事が大切なんだそうです。

また、ハザードマップをみて自分が住んでいる場所は危険があるのか確認することが大切なんだそうです。