日本の現役最強馬が、まさかこんなにボロ負けするとは思いませんでした。

2017年の凱旋門賞は、イギリスの3歳牝馬エネイブルが圧勝し、

日本から挑戦したサトノダイヤモンド15着、サトノノブレスは16着と、

予想していた以上に歯が立たずに完敗してしまいましたね。

1番人気に推されたエネイブルが、かなり強いことは知っていましたが、

ここまで圧倒的な強さで凱旋門賞を勝つとは考えてもいなかったです。

まさに10年に1頭の怪物馬と言っても過言ではないでしょう。

帯同馬として連れてきたサトノノブレスは力が落ちますが、

現在、日本でトップに君臨するサトノダイヤモンドですからね。

そんな日本のトップホースが完敗するんだから、

エネイブルの強さは、相当なものだということがわかります。

まあ怪物牝馬エネイブルが凱旋門賞を圧勝し、

サトノダイヤモンドが完敗した敗因ははっきりしています。

まず、一つ目の敗因は、馬場適正です。

勝ったエネイブルは、血統的に重い馬場に適性があり、

シャンティイ競馬場のパワーを要する馬場を得意としていました。

一方、サトノダイヤモンドは、日本の競馬場の軽い馬場が得意で、

ヨーロッパ特有の重い馬場は、全く適性がなかったんです。

そして、二つ目の敗因が、ハンデ(負担重量)差が大きかったことです。

凱旋門賞は、年齢によってハンデに違いがあります。

3歳牝馬54.5キロ、3歳牡馬56.0キロ、4歳以上牝馬58.0キロ、

4歳以上牡馬59.5キロと決められています。

つまり、3歳牝馬のエネイブルのハンデは54.5キロに対して、

4歳牡馬のサトノダイヤモンドは59.5キロも背負わされます。

その差は、なんと5キロもあるんです。

このことから、近年の凱旋門賞は、3歳牝馬が有利と言われており、

実際に、3歳牝馬の勝つケースが多いのも特徴です。

他にも、長時間の輸送や環境の違いといった問題も多少はあったでしょう。

ただ、仮にこれらの敗因が全てなかったとしても、

サトノダイヤモンドやエネイブルには勝てなかったと思います。

そもそも元々持っている実力がエネイブルの方が上だからです。

ここまでずっと圧勝し続けてきた怪物娘エネイブルを倒すには、

よほど強い馬でないと無理なんじゃないでしょうか。

エネイブルは、来年も連覇を狙って参戦してくるという噂もあります。

果たして、日本悲願の凱旋門賞制覇の時は、来年訪れるんでしょうか。