日本女子体操のエースがようやく世界の頂点に立ちましたね。

カナダで行われた体操世界選手権の女子床で、

日本の村上茉愛が、高難度の技シリバスを決めて、

自身初の金メダルを獲得したのには驚きました。

しかも、日本の女子が、種目別の床で金メダルを獲得したのは、

1954年に、平均台で優勝した田中敬子以来63年ぶりの快挙なんです。

近年は、一時の低迷期を脱出して少しずつ日本女子も力がついてきましたが、

やっぱり海外選手と比べると身体能力や体格で劣っているので、

なかなかメダルを獲得するまでには至りませんでした。

しかし、村上茉愛が、ついに世界選手権女子床で優勝し、

日本女子体操界が、待ちに待った金メダルを獲得したんです。

村上茉愛が、世界選手権女子床で63年ぶりの金メダルを獲得できたのは、

あの小さな体に凝縮された優れた身体能力を持っていたからなんです。

まず、注目したいのが、力強い鍛え抜かれた下半身です。

とにかく、女子の体操選手の中では、かなり太い足をしています。

生まれつきの体形なのかもしれませんが、

今までの日本人女子選手の細身の体形とは違い、

小柄ながらもがっちりとした筋肉が詰まった感じがします。

この筋肉が詰まった太い下半身が、海外選手に引けを取らないぐらい

バネのある力強い演技をすることを可能にしているんです。

それに、この強靭な下半身が、着地の安定を生み出しており、

床で繰り出すH難度のシリバスという技を決めれるというわけです。

シリバスは、着地時の足への負担も大きいことから、

それに、耐えれるだけの下半身でもあることがわかります。

そして、もう一つ彼女のストロングポイントは、優れた空中感覚です。

空中感覚とは、空中で宙返りなどをしている際に、

自分のイメージ通りに体を動かせる能力のことを言います。

男子の内村航平や白井健三も素晴らしい空中感覚を持っており、

同じように村上茉愛も空中感覚に優れているんです。

だから、床の宙返りの演技で空中から着地する際に、

余裕を持って着地することができるというわけです。

今後は、今回の金メダルを獲得した種目別だけでなく、

苦手な種目でもできるだけ高い得点が取れるように練習し、

個人総合にも力を入れていきたいそうです。

もしかしたら、2020年の東京オリンピックでは、

個人総合と種目別で2つのメダルを獲得しているかもしれません。

男子だけでなく女子の体操からもますます目が離せませんね。